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2007.01.01 Mon
リーマン×大学生
椎崎さんも狙っている作家さんで数冊買い込んではいるのですが、案の定積読山に鎮座しています。その中で読んだ一冊。2年越しの読書になりました(笑)
やや辛口感想。
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▽ 続くにゃ(ΦωΦ)
■あらすじ(転載)
訳あって中1から祖母と暮らしていた中里亨(受け)は、祖母を亡くし一人暮らしの大学生。ある日、宅配バイトの配送先の家で悲鳴を聞き駆けつけたところを、帰宅した早見貴之(攻め)に早見の祖母・春梅を襲ったと誤解される。春梅の話から誤解も解け、亨は春梅に頼まれ家に通うことに。次第に早見に惹かれ戸惑う亨は、思わず酷いことを言ってしまい…。
結構BLにはありがちな重い題材を取り上げていましたが(義父からの性的虐待による男性不審)、春梅と亨の心の交流がメインになり丁寧に描かれていました。でも逆の見方をすると、人間関係に重きを置きすぎた分、受け攻め二人のラブは最後にとってつけたような印象も受けてしまいました。というか、当人同士の直接やり取りのシーンが少なくて、ラブになるのは予想はついたのですが、どうも他者を介してのやり取りがメインで「えー?こんなんで心が通じたっていうの?」という印象が拭えなくもなかった。当人同士が腹を割って話しをするシーンが少なかったからかもしれません。話し的には感動的に仕上がっていましたが、ラブの部分ではやや不消化でした。書き下ろしでは、少しカップルらしくなっていて萌えがありましたけどね。
どうも今回の殆どの話しの動きは、おせっかい焼きの春梅がいなければどうにも進展しなかったカプのような気がします。その部分がちょっとね~。あと攻めの友人の存在も、今イチ「?」な感じで。当て馬くんとして出したかったのは分かるのですが。もう少し愛すべきキャラクターに仕上げてもらえなかったのかと思います。いえ、いいんですけど。
▲ とじろにゃ(ΦωΦ)
| 椎崎夕
| 23:13
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