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午前五時のシンデレラ いつき朔夜

午前五時のシンデレラ (新書館ディアプラス文庫 167) 午前五時のシンデレラ (新書館ディアプラス文庫 167)
いつき 朔夜 (2007/08)
新書館

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ヤクザ崩れの釘師(27)×元高校英語教師(31) 年下攻め

いつきさんの待ちに待った4冊目~~!!

本当は明日発売なのですが昨日bk1で取り扱いが始まっていたのでもしかして…と今朝近所の本屋に 奇襲をかけ 走り込み、店員さんに無理を言って裏の倉庫にあるものをひっぱり出させてきました。そのあとがっつり読書。本当に好きな作家さんの文体は、目を離す隙を与えないものなのだということを実感です。

しかしそのかいあって、萌えた~~萌えた~~
「釘師」という設定を聞いて、最初「大工さんの話し」だと思ったことはokapinだけの秘密です。ぐふっ(≧∇≦) ←バレバレじゃん
 
今回は方言ネタということで、あとがきに作者さまの注釈が入っています(笑)
たまに登場人物達が何をしゃべっているんだか全く分からないこともあるのですが、「まぁこんな感じのこと言っているのかな」というニュアンスは伝わってくるので不思議です。不器用な攻めの武骨さがとつとつと伝わってきてこれまたいいんです。いいんですよ!! 
 
お祭りの描写もあったりして、つい先日東北3大祭りを鑑賞してきた身としてはすごく親近感。ああいう勇壮なお祭りって、活気があってうらやましいなぁと思ったりしました。
 


■あらすじ(転載)…今回のあらすじは、先生みずから書き下ろされたそうです

ヤクザ崩れの釘師・飛良(ひら/攻め)と、ドロップアウト教師の優也(受け)が出会ったのは、レトロなパチンコ店だった。危険な匂いのする釘師になぜか目をかけられて、優也は徐々に新しい職場に馴染んでゆく。だが元生徒の父親が店に乗り込んできたことから、優也は飛良と偽装同棲する羽目に…!? 待っていたのは、今までの価値観を百八十度変化させるような日々ーーー
北九州・小倉の街を舞台に繰り広げられる、男たちの人生ゲーム!!


まぁ、またなんとコメントしたらいいのか分からないんですけど。ものすごっく良かった。
ちゃんと広げた話しの決着はつけてくれるし、このページ数でこの濃度の話しが展開できる才能はやっぱりいつきさんだなぁっとほれぼれ。新書1冊読んだぐらいの疲労度です。

「午前五時のシンデレラ」
謎の履歴書真っ白30代男・優也が、あるパチンコ店で住み込みの清掃の仕事を始めます。パチンコについて何も知らない上、仕事をやらせてもへまばかり。そこに店でも一目置かれている釘師の飛良が絡んできます。結局優也は冤罪で学校を追われ、でも自分は戦えずに身元がさぐられないパチンコ店まで逃げてきたのですが、ある時そこに自分の過去を知る人物が現れます。そこでも戦えず優也ピンチ☆という所で、飛良のアッパーカット(*ニュアンス)がぐわし☆っと入るのです。んで優也は事情も掴めないまま、飛良のアパートで偽装同棲する羽目になり。二人はグっと近づくのか…というとそうでもなく。やきもきやきもき。

ある時攻めが勘違いの嫉妬から強姦 → 普通のBLならそのまま和姦に流れていきそうですが、いつき作品はちょっと違います。雨降って地固まるというか。ある大きなイベントがあって仲直りするんですけどね。体の仲直りまでには至りません。でも雰囲気がエロい。

描写がとにかくリアルで、臨場感あふれる作品に仕上がっています。そして隙のない話し運びは、(荒削りながらも)某K原さん並に見事です。あっぱれ


「二人がともにあるかぎり…」
えっとー。んで仲直りをしたはずの二人ですが、飛良(大型ワンコ)はじっと「待て」を守っています。ダブルベットで寝ていたのにわざわざ新しくベットを買い、キスどころか、禁酒まではじめる始末(前回の強姦時は酔っぱらっていたので、自ら禁酒を課した)。マンションに引っ越しして、清く正しく「同居」生活のスタートです。

おいおい出だしからしてこんな内容で大丈夫なのか…と思っていたところ、巨大ハリケーン到来(笑)
二人の仲を心良く思わない飛良の昔からの兄貴分が、こそくな手段で優也にプレッシャーをかけてきます。優也もそれまではぐらぐら揺れていた自分自身の感情でしたが、ハリケーンのおかげで飛良への想いをしっかりと自覚していきます。自分の方が新参者だけど、飛良を想う気持ちは兄貴分には負けないと必死で飛良つなぎ止め作戦に出ます。嫁と姑みたいな関係でしょうか(笑)

一番ビックリしたのは、その兄貴分が浮気の既成事実を作って二人を別れさせようとした時、事実を知って怒り狂い兄貴分に殴り込みをかけにいこうとする飛良を止めた優也の方法です。

振り払われても振り払われても攻めの腰にしがみつき、必死に行くのと引き止める受け。その目前にあったのは、怒りのあまり半勃ちになった攻めの股間。

優也は迷わず、下穿きの上から固いふくらみに吸い付いた。(ネタバレ抜粋)

攻め「な、なにぃっ…!?」

な、なんですとーーー!?...... ( ̄□ ̄;)!!

って一緒に叫びましたよ。

優也ったらエッチ(男女)は飛良がお初だったのに、怒りを止めるのにこんなことする受けを始めて見ましたよ。確かに度肝は抜かれてたじたじになるかもしれませんが。あはは。


小説Dear+アキ号のオマケSSはこのカプらしいので、今から楽しみにしています。

| いつき朔夜 | 14:59 | comments(-) | TOP↑

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