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恋は甘いかソースの味か 久我有加

恋は甘いかソースの味か (新書館ディアプラス文庫 166) 恋は甘いかソースの味か (新書館ディアプラス文庫 166)
久我 有加 (2007/08)
新書館

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脱サラたこ焼き屋店主(27)×元高校教師(24)

久我さんは初読みでしたが、考え方の違いなのか? 最後までキャラクター達の中に入っていけず、なんとも作品に取り残されたビミョーな読後感がありました。ちと辛口の予感…
 


■あらすじ(転載)
上司のパワハラが原因で人の視線が気になり始め、勤め先を休職していた亘(受け)。だが大のたこ焼好きの亘は、その日勇気を出して評判のたこ焼屋に足を運んだ。そこで再会したのがかつて通勤電車の中で知り合い、たこ焼談義を交わしていた徳田(攻め)。彼は脱サラし、たこ焼屋の店主となっていたのだ。徳田の視線にはなぜか緊張を覚えない。亘はリハビリを兼ね、彼の店を手伝うことになるが…? ソース風味、ナニワの恋の物語!!


確かにたこ焼きの描写は絶品でした。読みながら何度たこ焼きが食べたくなったことか…( ̄。 ̄)~゜゜ポー

受けと攻めの出会いは、たまたま通勤電車の中で攻めのスーツからたこやきの匂いがしたこと。においだけでどこのたこ焼屋のものかを当てた受けと、やっぱりたこ焼きが大好きな攻めとでたこ焼き談義が弾みます。

丁度その頃受けは、勤務先の学校でベテラン教師(男)から激しいパワハラ攻撃を受けていて、精神的に追いつめられ視線恐怖症になっていました。でも攻めとはたこ焼きが縁で、その後も通勤電車の中で少し話しするようになります。結局その時には攻めとは深いつき合いになることはなく、受けは学校を休職し/攻めは脱サラし、連絡先を交換することもなく自然に関係は消滅します。

休職中視線が怖く家から出られなくなってしまった受けですが、近所に「おいしいたこ焼屋がある」との評判を聞き、大好きなたこ焼きの為なら外出できるかも…と決死の覚悟で訪れます。そこでお客/店主として運命の再会を果たします。これもなにかの縁と、リハビリを兼ねて徳田の店で働き始める受け。しかしなにかの拍子にちょっとでも人の視線が怖くなると、仕事を中断して隣の控え室に避難。少し落ち着いたら店に戻る。

受けに対して超理解的な攻めと、ビクビク自意識過剰な受けとで、ま、いろいろそうなった理由は明かされているのですが。それぞれに、ある程度「社会人」として人生経験を積んできた人たちなはずなのに、すごく子供っぽく感じる部分が多々あって(屮゜Д゜)屮

確かにいわれなきパワハラを受け、精神的に病んでしまう心境も分かるのです。しかしこんなに自分が壊れるまで、本当にどうにも出来なかったのかしら…誰も助けてくれなかったのかしら…誰にもSOSを発せなかったのかしら…と(実際にこの病気で苦しんでいる人たちには申し訳ないのですが)。そして攻めも、数年の間に沢山の親しい人との別れが辛い体験となって「大切なもの」をあえて作らないよう生きてきたというのも分かるのです。



実際晴れて恋人同士になった途端、受けを失う不安から、受けが外出しただけで仕事が手につかなくなるのはどうでしょう。あげくの果てに駅や学校まで後を追いかけてきて、まるでトイレの間さえついて回る幼子のような描写が展開した時には…正直かなり萎えました。これで社会人経験27歳なのでしょうか? 幼なすぎないかい? 

いや、本当はこのシーンで「萌え」なきゃならないのかもしれませんけど、あなたたちお年はおいくつなの?って…orz

それから最後まで、パワハラ教師の横暴さが訳分からなかったです。
結局それなりに彼は社会的制裁を受けることになったようですが、彼がパワハラを続けていたことについては「個人的な資質の問題」的な扱いだったのが最後まで気になりました。絶対どこの社会にも嫌な奴がいて、性格の合わない者がいて、それでもそれを抑止できるような組織作りをしていくというのが経営の基本だと思うのです。でもパワハラ教師が制裁された切っ掛けといのは、そのパワハラ教師に対立する派閥の校長が就任したということだけで。パワハラをパワハラで解決したようにしか見えなかった。結局親族での独裁政権は続いていくみたいですし、次に来る校長はそんなに「完璧」な人なのでしょうか?(その彼とソリが合わない人はどうするの?) どうにも共感できない部分が多かったんです。学校って本当にこんなに閉鎖的な社会なのかしらね。私が無知なだけなのかと、ちょっとびっくりしました。

| その他(小説) | 21:42 | comments(-) | TOP↑

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