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キミログ 高将にぐん

意図的でなくネットでリアルな知り合いに出会う確立って、一体どの程度のものなんでしょうね。私はリアル知り合いにばれたら怖い…とわけでもないけど(ひらきなおった)、せこせこHN使い分けたり姑息な手段は高じておりますね。えええ、卑怯者です。

キミログ (白泉社花丸文庫 こ 5-1)キミログ (白泉社花丸文庫 こ 5-1)
(2007/12)
高将 にぐん

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ポーカーフェイスの優等生・曽原淳ちょっとおバカな中学生・高垣睦 中学生同士

あちらこちらで褒めてあったのと、ネット発表作が切っ掛けだったというのが気になって手に取ってみました。表現しにくいだろう「ネット世界」が舞台になっています。移り変わりの激しいこのテーマを選択された作者さん、すごい挑戦者だぁ~~!と思ったわけです。

この作品での一番のウリは、普段はポーカーフェイスの曽原が、ウェブ上ではひたすら睦へのメーター振り切れんばかりのキモ萌えぷりを発揮しているところでしょうか。このおバカさんめっ!!(*>ω<)v うりうり
 


■あらすじ(転載)
どこにでもいそうな中学二年生の高垣睦は、寝る前にインターネットに繋ぐことが日課になっていた。ある日、睦は同じクラスで近寄りがたい優等生の曽原淳(HN:ソファラ)が開設しているブログを偶然発見する。が、そこに書かれている文体は、普段の曽原とは全然異なった弾けた文体で、秘かに好きな人がいるなんてことも告白していた。が、その「好きな人」の符号が睦と合致するような気がして……


ある日睦はクラスメイトのブログを偶然発見してしまいます。そのまま読んでいくと、どうも奴には片思いの相手がいるらしいという事が分かります。そして日常でもなんとなく気になって目で追っていくと、自分との符合点の多さを自覚するのです。もしかして自分が片思いの相手?

ブログないしホームページを運営したことがある人ならもれなく笑ってしまう、曽原こと恋に恋する電波系ソファラ造語。頭が常春な性少年青少年といえども(中学生だしね)、外見は優等生でもやっぱり頭の中がかなり可哀想なことになっています(笑) よくもまぁこんなに迷言を残してくれたものだよ。okapin感激!!

 エプロン! 
 エプロン!
 A★P★RO★N!

 <心のフォント size=7>~</心のフォント>

 メガ可愛い
 ギガ可愛い    etc…

ソファラの心だだ漏れのブログが笑えます。それもただのテンションが高いだけじゃなく、回転の早いテンションの高さが本当にもうツボにきて。

最初のうちは曽原とソファラの対比が可笑しくて、主人公と一緒にワクドキしながらソファラのブログを読んでいたのですが、ふと「このままリアルで主人公たちの交流はないままなの?」と不安になった頃、これからどうやってENDまで持っていくんだろうとドキドキしはじめました。曽原は睦への愛を(睦にばれていると知らずに)ブログで叫び、それを睦は秘密を知るみたいに読みながらも昼間は平然?と曽原との学校生活を送る。途中ちょっと曽原にカマをかけてみて、夜ソファラのブログで反応を確かめる…みたいな。おばちゃん、この卑怯者にちょっと割り切れないモヤモヤ感があったのですが。でもね、睦は決してソファラを笑い者にしなかったし、相手の気持ちを知った上で徐々に自分も惹かれていってしまう訳です。それも恋の一つなのかな。

最後やっと告白するシーンまで行きますが、中学生だもん、清いキスどまり。

とりあえず恋愛云々の駆け引きよりも、ひたすらソファラの萌え炸裂が楽しい作品といえます。ソファラのブログだけ読んでいると、実生活でちゃんと曽原が生活できているのか心配になっちゃうんだけど、脳みそが完全乙女モード炸裂のオトメンでも以外と惚れたら美点なのかも!?(笑)

キミログ番外編+10年後の彼らが読める >> にぐんさんの公式サイト

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