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三村家の息子シリーズ 全3巻 明治カナ子

こちらもシリーズ物。
大好きな明治さん+最終巻が感動のフィナーレだった!という噂は聞こえてきていたので、発売を楽しみにしていました。ちなみに1巻からリアルタイムで購入し、ずっと本棚で熟成させていました。

読んだら感動の渦で、きゅ-ん☆がきゅーん☆できゅーん☆でした!!(日本語しゃべれ)

三村家の息子 (ミリオンコミックス Hertzシリーズ)三村家の息子 (ミリオンコミックス Hertzシリーズ)
(2005/08/19)
明治 カナ子

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出来の悪い子―三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス 16 Hertz Series 21)出来の悪い子―三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス 16 Hertz Series 21)
(2007/04/26)
明治 カナ子

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生まれ星―三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス  Hertz Series 47)生まれ星―三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス Hertz Series 47)
(2008/09/10)
明治 カナ子

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赤石敏夫×三村弓 高校3年同志
ちなみに弓と書いて「きゅう」、角と書いて「スミ」と読みます。
人物相関図は、出版社にある三村家のPOPが一番分かる気がします。
 
■あらすじ(転載)
田舎町の資産家、三村家の次男・弓と敏夫は幼なじみで親友同士。年頃になった敏夫は弓への恋心を秘かに抱いていた。ある日、家出中の弓の兄・角と偶然接触した敏夫は、彼に誘われるまま深い関係になってしまい…?
 


明治さんって雑に描いているようでいて、でも描く所ではしっかりと描かれているので、本当はすごく画力のある方なのかな…と思います。それをそれぽく見せないところが凄いと思う。

三村家には問題児で現在家出中の兄・角と、将来は天文学者になりたい弟・弓がいます。そして、その弟にずっと恋している幼馴染みの敏夫。

三村家は家業は長男が次ぐという祖父の考えでしたが、それが兄の家出により弟の弓に回ってきます。しかし弓には別の夢があり、家業は絶対に継ぎたくない。必死で兄を捜すのだが兄の消息は掴めず、そうこうしているうちに敏夫の方が先に角を発見するのですが、弓に代わって先に話しをしようと角を家に連れてきたところ、敏夫の弓への恋心をするどく突かれて喰われてしまいます。兄と関係をもってしまったことで、弓にはますます顔向けできなくなった敏夫。一方で鈍い弓も、敏夫と兄が接触したことを感じ取ってしまいます。

小さい頃から兄にコンプレックスを抱いて育ってきた弓。
親友だと思った敏夫が兄と何らかの関係を持ち、自分だけが仲間はずれにされる孤独。敏夫もまた、弓が自分を必要としてくれているのは恋人としてでなく、「兄」の代わりに自分を守ってくれる存在としての敏夫ということに気付き距離を置こうとします。いつも一緒にいることが当たり前で気付かなかった敏夫の大切さを、弓は離れていってはじめて気付きます。困ったときにはさりげなく敏夫がフォローしていてくれたこと。でも敏夫にずっと頼って生きて行くわけにはいかないので、必死に独立すべく弓は健気に頑張ります。

外へ外へと目が向いていた高校時代。
しかし1年の浪人生活を経て、弓は少しずつ大人に成長していきます。自分のことだけでなく、他人の痛みや家族の苦しみ、地元への愛着などにも目が向くようになります。そして出した決断。

ひな鳥が成長して巣立って行くように、守られて育ってきた弓が現実の厳しさを知り自分の足で断って行こうと決心する。その過程が丁寧に描き出されていて、最後まで読んだ時にいいしれぬ感動と満足感に包まれました。ちょっとしたキャラのエピソードも、話しに深みを与えていると思います。

遊び人だと思った角の、実はすごく弟思いな所とか。辛い過去とか。
敏夫のウマ並みなアレとか(笑)
お色気0の弓が恋を自覚し必死な誘い文句を言ったのに、敏夫には「無神経だ!」と怒らせてしまったり。
ザリガニとかカラスとか。

…そういう何気ないエピソードを、本当に自然に織り込めるのが凄いなぁと思いました。

| 明治カナ子 | 12:20 | comments(-) | TOP↑

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